Tuesday, January 5, 2016

2016 おいしいスタート

2016年はうっすら雪化粧したニューイングランドに穏やかにやってきました。この冬はいつもよりずっと暖冬で元旦までは気温も日中は寒くても10度くらいまで上がりダウンのコートに袖を通すこともないほど。そのため年末に降った雪もいわゆるべた雪。水分を多く含むため凍りやすく、地面も滑りやすいので危険です。この時期肌を刺す冷たい空気が当たり前のこの地方ではちょっと拍子抜け。

…というのもつかの間、冬の寒気が流れ込みしっかり寒くなりました。今朝は零下10度以下。お昼を過ぎてやっと零度近くまで気温が上がってきました。雪の残っているところはしっかり凍っているから危険。寒すぎて小鳥たちやリスもほとんど顔を出しません。

12月の初めに年明けまでに使わなければ失くなってしまう有給が1週間ほどあることが分かったのでお正月を挟んでお休みを取ることにしました。こちらは元旦は祭日だけど、2日からは通常通り。29日に仕事納め、お正月の準備に。お正月にまつわる習慣をいろいろ調べてみると「なるほど〜。」と感心することがたくさん。12月の12日から大掃除を始めることや29日、31日にお飾りを飾ったりやカレンダーを取り替えたりしない(苦を持ち越さないことや一日飾り)ことなど、新しい年に良いスタートをと願う迷信深い日本人ならではの心遣いにありがたく思うことしばしば。


ちょっとお花に挑戦

フラワーアレンジメントに熱心な友人に感化され、小さなお正月のお花をと思いついたのだけど花材を探すのに一苦労。近所の森に松とかベリーとか探しに行くつもりが雪のおかげで不可能。近くに森とかあるの?ってギョッとするかもしれないけど、この辺り州立公園が点在していて近所の公園内の遊歩道やハイキングコースとかに行くとしっかり森の散策が楽しめるのです。

日本みたいにお花屋さんがあまりないのに加えて品揃えも大したことないから、スーパーで出来合いのブーケ、しかもクリスマスの売れ残り(不満!)で妥協することになりました。残り物とはいえ、松が手に入ったのにはちょっと満足。

ダイニングテーブル用にいけてみたのだけど、後ろから見るととても間抜けだったのでサイドボードにお引越し。菊が見るからに疲れてる様子が悲しい。花器になりそうな器が見つからなかったので帰国した時にナチュラルキッチンで購入した竹の籠に剣山を入れて代用。季節感が無視されてる…。

松とベリーは思いのほか枝が固く剣山と格闘することに。友人曰くコツがあるらしく今度教えてくれるそうです。

正月三日目には菊に限界に達したので、出来合いブーケについてきた百合と差し替え。

紅梅や紅椿などはお花屋さんではまず手に入らないので、色味の似ているラナンキュラスを。トイレにだってお正月は来るものね。

この組み合わせはまさにクリスマスなのだけど、ユークリプスのこの葡萄のような実が好きでついつい買ってしまった。

クリスマスだと大きなセンターピースが当たり前なのだけど、この遠慮がちなサイズが和の粋をついたようでお気に入り。ちなみに籠は4年前に嵯峨野で見つけたもの。小さな鞠は金沢で。お正月にふさわしい優しい香り付きです。

花がたくさんの生活は潤いがあっていい感じ。春が待ち遠しくなります。


いつもながらのナンチャッテおせち

伊達巻のレシピを見つけて挑戦してみるつもりだったのにはんぺんが品切れ、ショック。いくらアメリカとはいえ30日におせちの買い物に行くのはさすがに遅すぎるらしい。張り切って買った伊達巻用のスダレが…悲しい。

黒豆、チェック!なんでもこのくらい簡単だったらいいのにぃ。…なんて、毎年実家の両親に感謝感謝の黒豆と数の子。

今年も、というと嘘くさい。今年こそはまめまめしく働くぞ〜!

これまた去年のお正月に友人から感化された野菜の飾り切りに挑戦することに。前年悪戦苦闘した梅のねじり切りには楽をする方法を帰国した際に発見。これなら毎回完璧な梅の花ができるぞ〜!梅の花以外にも色々片抜くことができることにちょっとワクワク。

それはともかくなんで前回はお粗末な出来だったのかと考えてみたところ、野菜のサイズに原因があったような気がして比べてみました。

以前からアメリカのニンジンって日本のよりずっと小さいのは気づいていたのだけど、今回韓国のスーパーで日本サイズのニンジンを見つけたのでお隣どうしに並べてみました。自分の包丁の腕はさておき、梅の形に切るのが難しかったのにちょっと納得。

でもこちらで手に入るゴボウって1メートル以上のビッグサイズ。お味の方はあまり変わらないみたい。しっかり食物繊維です。この香りは豚汁に欠かせない…。

毎度ながらインターネットは便利なものでYouTubeで見つけた藤田貴子さん流 お煮しめに使う野菜の飾り切り8種で勉強させてもらいました。包丁使いにあまり自信のない人にも簡単にできるコツなんかも教えてくれています。和服でお料理なんていいなぁなんて本題から関心がそれつつも、おかげで今回はちょっとマシな仕上がりに。

膾に少し柑橘系の風味が欲しいものの、柚子は手に入らないので代わりに瓶詰めの100パーセント柚子の酢を見つけたのだけど、香りがどうも人口っぽくていただけない。そこで思いついたのが金沢の甘納豆屋さんで見つけた柚子の皮の甘露煮。驚くほどに柚子の優しい香りが残っているので膾の上にトッピングしてみました。紅白に柚子の皮の黄色がおめでたさを引き立てるようです。しかも程よく風味を加えてくれるので文句なし。

そんなこんなで出来上がった今年のおせち。いつもの半月盆の代わりに山中塗の菊皿に盛って、今回は金沢尽くし。おせちを食べるたびに日本人でよかったとしみじみ思ったりします。

菊皿はお菓子を盛るくらいの方がちょうど良さそう。これまたナンチャッテ初釜に活躍しそうです。

ごまめ作りに挑戦してみました。レシピの言うとおり、意外に簡単にできるのに驚きです。

今回のお雑煮もまたもや白菜で。ベトナムのスーパーに行けば春菊が手に入ったのかなぁ。こんなに暖冬だとわかってたら水菜を植えたのに。などなどいろんなことに思いを巡らすのですが、三が日に毎朝いただくお雑煮はなんとも幸せ気分にしてくれます。お餅はもちろん、日本から持って帰ってきたひよくもち。個別包装なんて便利なことをしてくれているので大助かり。

スーパーで小豆を見つけたのでおしるこを作ろことに。お餅三昧!

こしあんにするのに結構手間がかかるので残りは善哉に。…全然まめまめしくない。もっと黒豆食べなくちゃ。


マリリンのお正月


驚くほどのこともなく寝正月。

外に出るのは寒すぎて嫌らしく、入り口のドアを開けたまま陣取り、毛布にくるまって気の向くまま外の様子を伺い、それに飽きたらお昼寝。…普段と全く変わりないんですけどぉ。


お正月のシメ

新年の抱負にダイエットを掲げるのは不幸のもと!

まずおせちを抜いてのダイエットは縁起が良くない。新年の厄払いにならないんじゃないの?この先一年の幸せもダイエットされてしまいそう。

美味しいものいっぱいあるのにお正月からそれを諦めるなんて、新年のスタートによくないよ。この先一年ずっと美味しいものに恵まれず不幸なままのような気がする。少なくとも七草粥までダイエットは差し置きです。

今年も美味しいものいっぱいの幸せな一年になりますように!…ダイエットはまず起こりそうにない、ため息…。

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