韓国系のスーパーで綺麗な干しエビを見かけたので買ってみました。よく見ると小さなカニも混ざってます。干しエビはちょっと出汁が欲しい時に重宝。昆布や鰹節とはまた違った風味が簡単に楽しめるのも嬉しいところ。先日、職場の台湾人のナンシーから餃子の作り方を伝授。私が餃子に使う材料を告げると「ひとつ足りないよ。」その欠けていたものが干しエビ。意外な隠し味にビックリ。手早く白菜から水気をとるコツも教えてもらいました。
今回は餃子は作らなかったのだけど久々に干しエビの炊き込みご飯を食べたくなったので、日本にいる頃に買った栗原はるみさんの本をめくってみました。この干しエビと搾菜の炊き込みご飯はさっぱりしててついついお箸がすすみます。レシビにはないけれど炊き上がったらちょっとごま油を加えるを一層風味がよくなって美味。そういえば以前にコレ、パーティーに持って行ったんだけど、いつもと変わった味のせいかなかなかの人気でした。ゲストが典型的なアメリカ人の食生活をしている人たちとは違ってもっと食にこだわる人たちだったせいもあるのだろうけど。
炊き込みご飯って手抜き料理の頂点のように思うのは私だけ?ほかにおかずなくても食べられるから、チャドが夕飯いらないときにおかず作るの面倒だと思ったらこの手の一品料理で簡単に済ませることも。お弁当にもご飯だけ詰めて出来上がりにしてもOKだし。もしかして私って手抜きの達人?
そういえば、搾菜もオイスターソースと共に我が家の中華必需品。中国の食材屋さんに行くと大きな丸のままの搾菜が手に入ります。少し加えるだけで中華風が簡単にできるので手放せません。なんで中華風かというとちゃんと中華のレシピを見て作るわけでなく冷蔵庫のあり合わせのものに搾菜や中華のソースや味噌を加えて一品作るから。私が作るのはたいてい「なんちゃって中華」です。ナンシーが見たら「それ中華になり得ない」と叱咤されそう。
栗原はるみさんのレシピでよく作るのがコーンビーフ。失敗知らずでアメリカ人も満足の一品に仕上がります。基本的に電子レンジを使った調理法は好きではないので、その手の彼女のレシピを試したことはないのだけど、彼女の自家製タレを使った料理はよく参考にさせてもらってます。
渡米してから母が送ってくれた彼女の本の中にトマトを大きめに切って軽く塩をしモッツァレラチーズをのせて、オリーブオイルをかけてオーブンでチーズが溶けるくらいに熱を加えて刻んだバジルを振りかけていただくという一品があって、これがアメリカ人にばかウケ。とろ〜りチーズに弱い人たちなので納得。我が家の冬場のパーティーの定番です。
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