クリスマス

感謝祭が終わると本格的にクリスマスの準備が始まります。ハイウェイを運転しているとクリスマスツリーをてっぺんにくくりつけている車を目にすることしばしば。日が落ちると様々な電飾が家々を飾り、凍える夜気の中にも温かさを感じるような気がします。

クリスマスの時期の習慣のひとつがクッキーのお裾分け。職場や友人、ご近所さんにホームメイドのクッキーを配ってまわったり、クッキーパーティーを開いたりします。我が家でも友人を招いてクッキー持ち寄りのオープンハウスを12月の始めの週末に開きました。

これは今年作ったクッキーとキャラメルポップコーン。クリスマスの特別なクッキーと言えばジンジャーブレッドだろうけど、それにこだわらずみんなそれぞれいろいろなクッキーを作るのが主流。

マリリンがいつもクッキーをごちそうになるご近所さんにお礼代わりに配ってまわり、職場のクリスマスランチにデザートがてら持っていったら、我が家の分が全然なくなってしまいました。私たちの口に入るはずのクッキーは残らなかったけど、マリリンはクッキーを届ける先々でクッキーをもらって大満足。「今日はもらう日じゃなくて、あげる日だよ。」と言ってもマリリンには聞こえない様子。

いつも誰かがクッキーやチョコレートを差し入れする12月はおデブ危険度がとても高いのです。今朝もマリリンと朝の散歩途中、久々に会ったご近所さんのお宅にちょっと立ち寄るとコーヒーと朝ご飯をごちそうになってしまいました。朝ご飯ってバターたっぷりクランベリーのパウンドケーキ。アメリカ人って朝からこってり甘いものを食べるのが平気な人たちなのです。

クリスマスの朝、お隣さんからおおきな骨のプレゼントをもらって誇らしげなマリリン。30分後にはほとんどたいらげてしまいました。

これは私のクリスマス一番のお気に入り。町の広場のクリスマスの電飾。毎年12月の第一土曜日に点灯式が行われます。毎日広場の横を通って家に帰るのでこの時期はこのライトを見るのが楽しみ。

年が明けると電飾が見られなくなるので今のうちに見納めしています。冬の寒い暗がりを灯す華やかな電飾がなくなると長く暗い冬を強調するようで気が重くなります。

もともと町役場だった建物を復元した図書館もこの時期、クリスマスらしく変身。シンプルな一色の電飾で品よくまとまってます。

今年もクリスマスが駆け足で去っていきました。さて、またまた今から来年のクリスマスに向けてプレゼントのショッピングが始まります。みんなプレゼントの交換をやめればもっと気楽で楽しいクリスマスになるのに、物質主義のアメリカ人にはなかなか理解できないみたいです。

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