Friday, August 10, 2012

アメリカ生活〜仕事編

アメリカで仕事してるってすごいねなど面映いことを言われるので、今日はその誤解を解くために私の経験を基に実態をとりあげてみたいと思います。

結論から言うとぜんぜんすごいことではないです。日本でお仕事するのと同じ。業界によっては日本で就職するよりずっと簡単なように思えます。私のようにIT業界に働 く分には学歴も問わないって感じ。エンジニア系の職については同じことが当てはまるようです。用は仕事ができるかどうかってこと。どんなに学歴があっても仕事ができるできないは別問題でしょ?企業が人を雇うのは業績を上げるための仕事を片付けたいから。もしその人がその仕事を完了できる知識と能力があれば、雇用者側からしてみれば誰でも構わないわけです。

誰でも構わないとは言うものの幾つかの条件があります。第一にアメリカで働くことが法的に許されていること。アメリカで働きたい外国人にとってこれが一番高いハードルといえるでしょう。就業ビザを持つか持たないかは職探しをする際にとても大きな問題になります。雇用者にしてみればビザスポンサーとしての企業にとって不必要な出費は避けたいもの。もし同じ能力のアメリカ人と就業ビザを持たない外国人が同じ職に申し込めば、アメリカ人の方が雇われやすい状況にあるのは納得いきますよね。

就業ビザは職種によって異なるので取得の方法もそれぞれじゃないかと思います。ビザに関しての知識がないので、アメリカの就業ビザの取得についてはアメリカ領事館等で情報を入手されることをお勧めします。アメリカで働くことを考えているなら、このステップを間違えるとすべての努力な台無しになり得るので正確な情報に適切に対応したいでしょ?

第二に仕事をするのに最低限のコミュニケーション能力を持っていること。雇う側はどんな風に仕事を済ませたいという図があるわけで、それを理解できなかったり実行できない人は雇う必要はないというもの。コミニュケーション能力は英語力に限ったものではありません。他人のいうこと、相手の思いはかりをどのように理解できるかということと自分の考えを正確に相手に伝えられるということがどの言語を話すにしてもコミュニケーションの基本ですね。どんなに英語が堪能でもそれができなければ仕事にならない訳です。これは英語に関わらずどの言語にしても共通ですが…。

片言の英語しか話せなくても、コミュニケーションが正確にできればそれほど言語力を気にしなくても大丈夫。毎日英語だらけの中で生活していれば、そこそこ生活に困らない程度の英語は習得できます。

英語圏で働く弁護士などといったコミュニケーションが主体の職種に就いている英語を母国語としない外国人はコミュニケーションと言語力が遥かに優れているといえるでしょう。そういう人たちは賞賛に値しますね。

仕事の能力と同様に大切なのがパーソナリティ。同じ能力の求職者を比べるとき、一緒に仕事をしたいと思われる人の方が雇われやすいというもの。気難しい人より気さくな人との方が仕事がしやすいし、お調子者よりも正直で真面目な人のほうが信頼できるなどといったこと。部や課の単位でグループとして仕事をするにはチームワークが不可欠。チームメンバーの人と成りが個人個人に影響しチームの業績につながるため、チームに悪い影響を与えかえない人を雇いたくないと考えれば納得いきますね。

学歴が高いからといっていい仕事と高収入が保証されることはありません。どんなに高学歴でも就きたい職種の経験がなければ、その仕事に就くのは難しくなります。先にも述べたように学歴と仕事の能力は必ずしも比例するわけではありませんよね。仕事の能力、業績を実証するには多かれ少なかれ経験がものを言います。新卒にとっては不利な状況。そのため、アメリカの大学生は夏休みなどの長期の休暇を利用してインターン(見習い)として特定の期間、企業で丁稚奉公をします。インターンを通じて就職のコネを作ったり、経験を積んで自分が即戦力になりうることをセールスポイントに就職活動をするわけです。法的な資格を要さない職種については、経験がなくても仕事をこなせることを実証できれば雇用のチャンスがあります。でもそれはそう簡単ではありません。一度、企業に就職してある程度経験を積めば転職はずっと楽になります。特にインターネット上に履歴書を載せれば、リクルーターからのコンタクトも稀ではありません。リクルーターは歩合制で働くので、企業と就職希望者を結びつけるのに懸命。就職活動の強い見方です。

高学歴が高収入を保証するわけではないと言いましたがそのことについてちょっと触れてみましょう。アメリカでは雇用条件は雇う側と雇われる側の契約になります。契約が成立するまでお互いが納得いくまで交渉が行われます。もし両者が合意しなければ、その契約、雇用は成立しません。両者の交渉能力によって雇用条件も同じ四大卒であろうと大学院卒であろうと大きな違いができうるわけです。逆に学歴は高卒でもその職種のエキスパートであれば高学歴の人たちよりも高収入を得るのも可能です。

ここまでは就職するまでについてお話してみましたが、職場の内情についてどうかというと基本的に日本と同じで千差万別。働く人たちが違えば、それぞれに違った考え方があるし、どのように物事を進めていくかの見解は企業によって違いますよね。派閥に関しても同様。

私の職場はいい意味でオープンでカジュアルです。上司にも不合理なことや不公平だと思うことをストレートに話ができるので仕事がしやすい環境。業種、企業、部署によってさまざまな色があるので、私の職場の環境が一般的なアメリカの職場の目安になるものではありません。

自分のやりたい仕事をするにもどんな人たちと働くかは自分のキャリアに大きく影響するので、どんな仕事をどこでするのかはどの国で働くにしても慎重に選びたいですね。そんなわけで、アメリカで仕事をするのも日本で仕事をするのも大差ないというわけです。

No comments:

Post a Comment