Wednesday, August 1, 2012

日常の食生活〜食材編

アメリカで毎日どんなものを食べてるんだろうと実家の両親がよく心配するので、今回このトピックをとりあげてみます。

まずアメリカに住んでいるからといってアメリカ人と同じ食生活をする必要はないということをご理解いただければ、別に普通なのねって感じ。日本に住んでいても、毎日和食を食べるわけじゃないでしょ。中華やイタリアンなんかを取混ぜた献立を気づかずにいただいてますよね。

私は和食党なので、毎日ご飯は欠かせません。日本のお米には手が届かないけれど、カリフォルニア米でもなかなかおいしいお米が手頃に手に入るのです。しかもコシヒカリ種!ちょっと贅沢な気分を味わっています。中国や韓国のお米はずっと安いのだけど、味もずいぶんとお粗末。しかもお米が臭う。「臭い飯を食う云々」っていう表現があるけれど、それってここに由来するのかなと思ったほど。チャーハンやアランチー二を作るときには長粒米を使います。短粒米は水分を多く含むので、これらのメニューには不向き。ちなみにマリリンもご飯大好き。白ご飯をそのまま バクバクあっという間に平らげてしまいます。

餅米も売られているので、たまにお赤飯や山菜ご飯、おはぎを作ったりします。

アメリカでは鶏胸肉がヘルシーなタンパク源として人気。ずっと味のよいモモ肉は胸肉よりもお安く手に入ります。まるのままのチキンが手頃なので、手抜きをしたいときにはローストチキンを作って残りをシチューや何やらにしたりします。日本の鶏肉と特に違いを感じることはないような気がするんだけど…。

豚肉や牛肉は日本のもののほうが断然おいしいです。何かと重宝するバラや薄切りが売られてないのでちょっと不便。牛肉はサンドイッチの具にするための薄切り肉が売られてるので、夏には胡麻ダレを作って冷しゃぶなんかしてみたりします。

七面鳥といえばごちそうって響きがするけれど、鶏の胸肉よりもパサパサして食感が悪く、鶏肉のほうが断然おいしく感じます。あと、鴨、ラム、バッファローなんかがスーパーで手に入ります。バッファローは牛肉よりも脂身が少ないかな。

魚介類

日本で売られてるような新鮮なお魚は期待できません。基本的に冷凍されたものを解凍してショーケースに並べてるっていうのが普通。真空パックの冷凍の切り身のほうが安心して口にできるって感じ。

イワシやサバなどの青魚がまず売られてません。イワシはたまに冷凍ものを見かけます。タラ、鮭、鱒、鰈、ホタテの貝柱にエビが定番。すべて切り身にしてケースに並べられています。新鮮に見えないのであまりお魚は買いません。でも、ムール貝は安いのでニンニクとバターと白ワインで酒蒸しみたいにしてよく食べます。

エビは冷凍ものを常備。短時間で簡単に解凍できるし、冷凍物でも調理するとプリプリとよい食感に仕上がるので我が家のキッチンで大活躍。

日本人でも安心して食べられる鮮度のお魚を手に入れるには韓国か日本のスーパーに行くこと。サンマや子持ちししゃも、明太子なんかも手に入るよ。

野菜

最近はモヤシやシメジ、オクラなんかもスーパーで見かけるようになりました。椎茸も売られてるけどあまり質はよくありません。あと、びっくりするかもしれないけど里芋が簡単に手に入るので秋から冬にかけて里芋の煮っころがしなんか作ります。大根や白菜も比較的簡単に手に入る野菜。冬にはふろふき大根も作ります。

アジア系の食材屋さんに行くとごぼうや山芋、肉厚の椎茸、エノキ茸、チンゲン菜やほかの中国野菜の新鮮なものが手に入るので助かります。普通のスーパーだと、レタスが10種類とかタマネギが8種類とかジャガイモが5種類とか(名前がいろいろ違うけど、基本的には男爵とメークインの二種類)って並んでいるんだけど、日本みたいに煮浸しとかにする青菜は売られてません。大根やカブは根の部分しか売ってないの。葉の部分もおいしいのにね。あとやっぱり鮮度に問題あり。ほうれん草とかキャベツの原種にあたるケールなんかの葉ものも並んでいるんだけど、しおれてたり、部分的に傷んでいたりで買う気にならないって状況。

キャベツといえば、とても肉厚で硬いので千切りにしてもあまりおいしくありません。もっぱら煮込みにするか炒め物にするのに使う程度。焼き鳥屋さんやトンカツについてくるキャベツが懐かしいです。シチューには柔らかいサボイキャベツ(ちりめんキャベツ)を使います。

見慣れた野菜でしょう?たまに見かけるカボチャは瓜の部類にくくられています。わたしたちにとってのいわゆるカボチャはこちらではButtercupという種類の瓜にあたるようです。残念ながら、日本のカボチャのようにホクホクしたおいしいものではありません。どの瓜も水っぽく野菜としての味が薄いので、煮物にしてもスープにしてもおいしくありません。煮ても焼いても食えないヤツって感じでしょうか。アメリカ人は瓜を半分に切って種をくりぬいた後、バターを塗ってオーブンで40分ほど焼いてブラウンシュガー(黒砂糖とは異なる)をまぶして食べるようです。

夏の間はファーマーズ・マーケットやファーマーズ・スタンドで、農家の人から直接新鮮な旬の野菜や果物を買うことができるます。いろいろな種類のトマトやズッキーニ、トウモロコシ、インゲンやモモ、メロンなどなど目にするものすべてを食べてみたくなるので困りもの。私の住む町にも町が運営するファーマーズ・マーケットが週に一度開きます。近所にも農家の人たちによるファーマーズ・マーケットが毎日開くのでなかなか重宝です。道ばたにトラックを停めて朝収穫したトウモロコシやトマト、自家製のジャムやパイを売る農家の人たちの姿もよく見うけられます。

あづき、ウズラ豆、金時豆、黒豆、ひよこ豆などなど、いろいろな豆が乾燥したもの、缶詰の両方がスーパーで売られてます。

金時豆はこちらではベイクドビーンズに使われます。ベイクドビーンズは豆をベーコンとメイプルシロップで炊いたもの。ボストンの名物です。ほんのりした甘さとベーコンの香ばしい薫製のような香りがほどよく解け合ったおいしい煮豆。

冷凍の枝豆がスーパーで売られているのでよくおやつに買っています。アメリカ人の友達にも枝豆ファンが結構います。一緒にお寿司を食べにいくといつもきまって枝豆を注文するので本当に好きみたい。

おいしいお豆腐も普通のスーパーに並ぶようになりました。いままではスの入った古いゴムのような豆腐がアメリカ人をターゲットに売られていたのだけど、最近はアジア人でも食べられる私たちにとって「普通」の絹ごしと木綿のお豆腐が簡単に手にはいります。麻婆豆腐は我が家の人気メニュー。

そのほかの食材

アジア系のスーパーに行くとたくあんなんかも手に入ります。この間、しば漬けを見つけて大はしゃぎしてしまいました。

お味噌、醤油、酢、胡麻油、みりん、鰹節、海苔など比較的簡単に手に入ります。お味噌は米、麦、合わせがそろっています。

油揚げ、納豆、おうどんは冷凍ものが売られています。天ぷらも冷凍物が手に入るので、ゴボウ天などおうどんにいれて楽しんでいます。


まぁそんな感じで結構いろいろなものが周りにあるので、日本の食卓とそこまでかけ離れていない食生活ができそうでしょ? アメリカでも場所によってはもっといろいろなものが手に入るかもしれないので、これはあくまでも私の日常の行動範囲内での情報です。

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